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2009. 01. 28  
「光の帝国」を読んですぐに手に入れていたのですが、積読本と化していました。
買ってすぐに一章は読んだんですが、話の中に入って行けなくて(- -;)
気を取り直して続きにとりかかったところ、やっと話が動き出し、気がつけばまた睡眠を削っていました…

蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫)蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫)
(2008/05/20)
恩田 陸

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二十世紀の初めの東北の農村。そこで育った峰子の、人生の中で最も幸せだった少女期の回想録。独白調で、語られるそれはタイトル通り、春の明るい陽射しと温かさ、生命の輝きにあふれている。でも常に陰りが感じられる。最高の時には終わりが来るから。それが明示されてるから。この話の美しさは過ぎ去った日々、思い出が持つ美しさでもあるとわかるから。
これは常野物語で「光の帝国」にも出てきた、「大きな引出し」を持つ春田家がでてくる。峰子と、彼女がお話し相手を務める聡子様、聡子様の槙村家、そしてそこを訪れる常野の春田家。
やはり常野が出てくると、話から目が離せなくなる。読み終わって一晩経つと薄れてしまうのだけど、読んでる最中は彼らにどうしようもなく魅かれる。ちょっと不思議なほどに。
だけど全体としては、古き良き牧歌的な農村の輝きが印象的だ。それが近代化の波にのまれ、国が世界が戦争の世紀へと突き進むとわかっているだけに。世の中の流れと、人の成長や変化。喪失感がやるせない。
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恩田陸  
Comment
図書室の記事、大丈夫でした。
ありがとうございます。

そのご報告だけじゃなくて、またトラックバックです(汗)。
牧歌的な背景がよかったですよね。

トラックバックさせていただきました。
>藍色さん
やっとすんなりTBが返せるようになったかと思います(笑)

それにしても、読むの速いですね~。
記事も沢山UPされてるので、面白そうな本を探しに立ち寄らせていただきますv
Trackback

蒲公英草紙常野物語 恩田陸

青い田園が広がる東北の農村の旧家槙村家にあの一族が訪れた。 20世紀という新しい時代が、何かを少しずつ変えていく。 今を懸命に生きる...
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雪下千里 (ゆきもとせんり)

Author:雪下千里 (ゆきもとせんり)
暇があれば本を手に取る。無くても手にとって寝不足でフラフラしてたり。
最近はアニメを見るのにハマリ気味。読書より時間を費やしているかも…

+*+*+*+好きな本+*+*+*+
上橋菜穂子「守り人」「獣の奏者」
小野不由美「十二国記」
田郁
荻原規子
伊坂幸太郎
シリーズものとか長編好き。

+*+*+*+好きなDVD+*+*+*+
「ショーシャンクの空に」
「アメリ」
「バタフライエフェクト」
「有頂天ホテル」
「運動靴と赤い金魚」
宮崎アニメだと
ラピュタ>ナウシカ>もののけ>千尋…
↑とりあえず思いついたものだけ

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