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2008. 09. 23  
酒見賢一は、映画の「墨攻」→小説「墨攻」からたどりつきました。
映画のアンディ・ラウがかっこよかったのでw 映画のストーリーに関しては興味はおぼえたけどイマイチで、原作の小説を手に取ったはずなのですが…
あまり記憶がない所をみると、小説「墨攻」は立ち読みしただけかも。本が家にあるかと思ったけれど見当たらないし。
「後宮小説」の方は全く知らなかったので、おもしろそうだと思ったのはおぼえてます。

後宮小説 (新潮文庫)後宮小説 (新潮文庫)
(1993/04)
酒見 賢一

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素乾国の田舎の少女・銀河は「三食昼寝付」と聞いて宮女募集に応募。宮女候補の一人として講義を受けると、自他共に驚く正妃の座に据えられる。しかし間もなく宮は反乱軍に取り囲まれ、銀河は後宮軍を組織、籠城。素乾は滅び、後宮も終わるが、銀河は…

蛇足としてその後の銀河もわかります。そうじゃないとね。
この話の何がすごいって、本当の歴史かと錯覚するところ。「筆者」が歴史書を読み解きながら当時を語る形式だけど、その歴史書からして創作。風俗や登場人物の背景にいたるまで、よくもまぁ、と思う。風俗・習慣は事実も入っているのがわかるし、小説なんだから創作は当たり前なんだが、歴史書、歴史家、現代の学者、文献とまるで詳細に調査したかのよう。マイクル・クライトンと司馬遼太郎を思い出した。
物おじしない銀河や研修中の同室者達や知り合い、老師。それぞれ面白い。名前が覚えられない人がいて困ったけれど(笑) 双槐樹=コリューン、玉遥樹=タミューン、この二人の読み方覚えたのは最後の方(^^;)
銀河の側の話に関連してくるから、反乱軍側の話も結構あるけれど、このハチャメチャ具合が本当だったら面白いのに。そんな無茶なという滅亡に至ってるから。渾沌は絶対作者の好きなキャラだと思う。肯けるけど。江葉もそうだろうな。滅亡がもう少し先であったら、どうなっていたかしら。コリューンの出番がもう少し多かったらよかったのに。

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雪下千里 (ゆきもとせんり)

Author:雪下千里 (ゆきもとせんり)
暇があれば本を手に取る。無くても手にとって寝不足でフラフラしてたり。
最近はアニメを見るのにハマリ気味。読書より時間を費やしているかも…

+*+*+*+好きな本+*+*+*+
上橋菜穂子「守り人」「獣の奏者」
小野不由美「十二国記」
田郁
荻原規子
伊坂幸太郎
シリーズものとか長編好き。

+*+*+*+好きなDVD+*+*+*+
「ショーシャンクの空に」
「アメリ」
「バタフライエフェクト」
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「運動靴と赤い金魚」
宮崎アニメだと
ラピュタ>ナウシカ>もののけ>千尋…
↑とりあえず思いついたものだけ

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