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2010. 11. 19  
この人の別の本を探していたのだけれど、古本屋がタイムセールしてたので試しに購入。
こ・れ・は……すごい。後半のミステリーが上等。

13階段 (講談社文庫)13階段 (講談社文庫)
(2004/08/10)
高野 和明

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傷害致死で収監され、仮釈放された青年・三上純一。戻った先は賠償で逼迫する実家。その彼に破格の報酬が得られる仕事を持ちかける刑務官・南郷。その仕事とは死刑囚・樹原の冤罪を晴らすこと。迫る死刑執行。10年前の凄惨な殺人事件の真犯人はだれだったのか? 記憶のない樹原が思い出した「階段」を頼りに、純一は因縁のある地で南郷とともに調査を開始する。

死刑制度の周辺について、かなりのページが割かれている。知らないことも多かった。あんだけ長々細々とした法律でも、実は解釈によっていろんな取りようがあると聞く。それは死刑をめぐる問題でもたくさん見られる。凶悪犯には死刑を、と言ったとて、自らの手は下したくないのが一般人じゃないだろうか。死刑と裁判員制度の問題とかタイムリーでいろいろ考えた。つきつめて考えたことはなかったけど、考えのヒントみたいなものは色々あったような気がする。

でもでも、この本の凄いところはやっぱりストーリー。あっちもこっちも怪しい。なのに状況はどんどん変わり被疑者は増える。辿り着く真相がすごいや。後半は一気読み。ただ一つ納得いかないのは10年前の警察の捜査の詰めの甘さ。他の状況考えるとしょうがないのかな。
死刑制度の話はこの本の大事な要素だけれど、そのせいでテンポが悪くなるのも事実。ただ動きだしたら面白い。お金だけじゃない、命がけの真相究明。ちょっとずつ前進し、ちょっとずつヒントを拾う。これぞミステリーよねw 後半の緊迫する状況は手に汗握る。

読んでる最中は引き込まれて面白かった。
読み終わった後は死刑のこととか、被害者と加害者とか、人間ってねぇというあたりが心に残る。

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雪下千里 (ゆきもとせんり)

Author:雪下千里 (ゆきもとせんり)
暇があれば本を手に取る。無くても手にとって寝不足でフラフラしてたり。
最近はアニメを見るのにハマリ気味。読書より時間を費やしているかも…

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