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2008. 09. 10  
おもしろかった~! このシリーズでたぶん一番そう思った。大団円。まさに最終巻。
がんばって6巻を再読し思い出してから7巻に取り掛かりました。復習して正解。6巻は今までで一番好きじゃなかったんですが、完全に7巻のための前振りだったと思う。

本の内容についてはあまりネタバレしないようにますが、念のため折りたたみます。

とりあえず、内容以外の部分で。
ぶっちゃけ、ハリポタって読んで面白いのに、何か不満が残るのですよ…
今回はそれが一番少ないながらも、無くはない。
何が不満なのか?
なんか、こう、深みが足りない。スっと嵌ってこない。私の理解力が足りないのか? 大人なのに? それとももう子供じゃないから?
で、シリーズの途中で原因の一部に気づいたのですけど、私は作品の内容よりもまず「訳者」と合わないのですよ! 
まぁ、翻訳については随所で言われていることですが。
言葉の選び方が納得できません。読んでる最中につっこみ入れずにいられないのです。原文との比較じゃないですよ? 日本語読んでるのに納得いかないのです。私は物書きでもないのに、読んでて私ならこう書く、とか思ってしまうのです。原文読んでないのに言ってはいけない? でも誤訳だろってのが今回もありましたよ。文脈的におかしい。原文読める人は作者の言葉の使い方を誉めたりしてますけど、そういうのが翻訳後にごっそり抜け落ちちゃってるんじゃないかと思う。さらに文化の違いを上手に埋める工夫も求めたい。これはアンタの教養が足りんのだよって言われたらそうかもしれないけど、児童書だというのならそれも必要では? 翻訳作業において不可抗力な部分はあるとは思うけど、絶対、原書の面白さは激減してる。細かい所が知りたきゃ解説本を読めってことなんでしょうか。

ハリポタは最終巻なので今しか書くときないですね、まだ不満があるのですよ(笑)
訳者兼出版者なのですが、後書きとか、メディアでの彼女の発言も納得いかない事が多くて。本を楽しんだ後の後書きにガックリというのは毎回のパターン。嫌なら読まなきゃいいのかもしれないけど、私は本はいつもそこまで読むので。後書きで身内(自分)話をするなとは言いませんが、そんなにダラダラ書くべきことでしょうか? 頑張って翻訳した!って言うけれど、1年かかるのはちょっと読者を待たせ過ぎ。読んで自慢話?って思うのは私の僻み根性? そして今回も自社の宣伝で終わるのですね… 
以前彼女が「子供のためだからこそ上質な本を作りたい」とかでこの装丁・価格だと言ってるのを見聞しましたが。それも納得いかない。作者の広く読んで欲しいという思いを尊重してるとは思えなくて。今は携帯版というのも出てはいますが、その当時にはなく。文庫かペーパーバックと選べる方が良いでしょ? 耐久性はあるかもしれないけど、大人が持っても重いしさ(笑) まぁ私は意地でもハードカバーを定価でなんて買いませんが。


本当にね、どうして他の出版社が権利取らなかったんだろうと惜しまれます。別の人の翻訳で読みたい。英語にチャレンジする根性まではないから(^^;)
で、これだけイケてない翻訳でもそれなりに面白いってのは、作者の力量があるからなんじゃないかと思う。ご都合主義、パターン化ってのは多少あるけど。
翻訳って難しいね。架空の世界のお話でも、文化的下地が同じである日本人作者の作品の方がなじみやすいです。シャレや暗喩まで取りこぼしが少ないというか。

(内容以外でこんだけって書き過ぎか… 書き終わらないのでこの記事2日がかりです…)


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冒頭でも書きましたが、まさに最終。
今まで出てきた人、物、場所が網羅されてるんじゃないかってくらい。総集編の香りがして、ある意味期待どおりでした。若干散らかり気味ですが、最後だしオッケー(笑)

分霊箱を破壊しろ、って言われてもほとんどヒントなし。どうなることかと思えば、校長の遺言は出てきたものの意味不明。わからないものが少しずつ解き明かされていく謎解きは大好きですw
私は本を読んで涙を流すってのはめったにない。涙まではいかないけど、今回のお話は鼻の奥にツーンとくるシーンは結構たくさんあった。人がたくさん死ぬせいだけじゃなくて。戦争状態という彼らの状況からすると当然なんですが、悲しいこと、辛いこと、理不尽なことがあふれてる。クリーチャーの話とかも胸にきた。セブルスの真意はほぼ予想通りでしたが。ハリーに対する時、常にジェームズとリリーが見えるのなら苦しかったよね。
ダンブルドアの過去、ハリーはずっと気にしてたけど、別に驚きはなかったなぁ。だって人は変わるもの。自分が17才だったらどう考えたかはもうわからないけれど。人に言いたくないこと、自分の記憶からすら消し去りたい出来事なんて大人になる前に十分やらかしてる。

それにしても、実は肝心な所がよくわかりません。何度か読み返したのに収まりが悪い。
「キングズ・クロス」での話。ここキモですよね? なのにわかんないよ… 思いっきりネタばれなので反転↓
 結局、ダンブルドアの意図していた所はどこ? 二人とも死ぬと思ってたのをハリーが予想外に生き延びたのよね? 愛があっても、予言があっても最後はハリーも死ぬしかないって思ってた? 寄生体を剥離する方法とかは考えなかったのか? 敵は分霊箱を壊されてもわからないのに、作った事すら分かっていない、おまけに分割されまくった寄生体にハリーを乗っ取るほどの力があるとは思えないが。それでもきれいさっぱり終わらせるためにやっぱりハリーの死は必要だったろうか?
 ハリーが二人とも死ななきゃいけないと思ったのはわかるけど、あのままハリーが先に殺されたとしても、ヴォルデモートは変わらずにピンピンしてて、打倒がたやすくなったりしないのでは? 後のこと考えると犠牲を減らすことにはならないと思うのだけど。ハリーの死は最終段階としてこそ意味があるんじゃないの? ハリーがショックを受けててそう考えなかったのか?
 生き残った理由って、身を呈した結果、寄生してたヴォルデモートの部分だけが犠牲になってくれたということよね? うわぁ都合いいな。
←ここまで。
まぁ、ハリーの無意識の選択が結果的に万事丸く収まる結果になったのは理解するんだが。なんか分かりにくいのよね。かなり考えてしまった。

たくさんの登場人物にそれぞれ思い入れはあるけど…
モリー母さん素敵。ラヴ。かっこいい。火事場のなんとやらかもしれないけど最強魔女は母さんで決まりだ(笑)
ネビルの成長も素晴らしい。というか、哀れなほど鈍くさかったのにどうやってそこまで(笑) 芯が強く勇気のある子なのはわかってたけど、あのトロさって解消できるものだったんだろうか。私も悪夢のように鈍くさいので奇跡的な成長だなぁと。この姿を見ると予言の男の子がネビルであったとしても問題なかったんじゃないかと思える。幼いころのトロさは致命的だったろうけど(^^;)

長い話だったけど、面白かった。
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雪下千里 (ゆきもとせんり)

Author:雪下千里 (ゆきもとせんり)
暇があれば本を手に取る。無くても手にとって寝不足でフラフラしてたり。
最近はアニメを見るのにハマリ気味。読書より時間を費やしているかも…

+*+*+*+好きな本+*+*+*+
上橋菜穂子「守り人」「獣の奏者」
小野不由美「十二国記」
田郁
荻原規子
伊坂幸太郎
シリーズものとか長編好き。

+*+*+*+好きなDVD+*+*+*+
「ショーシャンクの空に」
「アメリ」
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「運動靴と赤い金魚」
宮崎アニメだと
ラピュタ>ナウシカ>もののけ>千尋…
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