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2010. 03. 18  
08年11月に亡くなった作者のPCから発見された、ほぼ完成状態の原稿。
クライトン存命中に出版された最後の本「NEXT」は文庫を読もうと思って放置してたのを最近思い出した^^; 
長年読み続けてきた作者の最後の作品… 私としてはまだ未読が1つあるけど、最後というのは感慨深い。

パイレーツ―掠奪海域 (ハヤカワ・ノヴェルズ)パイレーツ―掠奪海域 (ハヤカワ・ノヴェルズ)
(2009/12/09)
マイクル・クライトン

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1665年、英領ジャマイカ。カリブ海の他の島々は全てスペイン領。私掠船の船長ハンターは難攻不落の要塞島にスペインの財宝船が停泊している事を知り、奪取計画を立てる。人材を集め、策を練り、遠征に乗り出した先にあるものは。

読んでる間、脳内の映像はずっとディズニー映画でした(^^;) あの映画を見たことがあって、この本を読んだら避けられないかと… でも画的に間違いじゃないはず。様々な青さを見せる海。南国の太陽やハリケーン。むさ苦しい船員たち。むしろ映画見てた方が風景とかは想像しやすいかな。
私掠船とは何か? やってることは海賊です。ただし海賊とは違って公のお墨付き。むかし世界史で習ったな…

ストーリーとしては海賊物のあらゆるものが満載されていると思う。よくこれだけ詰め込んだな。そしてクライトンお得意の蘊蓄もちらほらv 島への奇襲も、その前後も紆余曲折。帰港して終わりじゃないのも好きだな。まぁ海賊のお話なので血生臭いのはしょうがないか。でも一気読みさせる力はある。

登場人物はちょっと微妙だなぁと思う。主人公のハンターの個性も特別強いわけじゃない。彼が出向いて集めた5人の人材は、キャラが立っていてちゃんと役割を果たしている。ただ、主人公も含め、物語全体を通しての一貫性の無さは否めない。最初と最後でキャラが違うよ!? 遺作であるとはこういうことなのだろうか。台詞回しの冴えも今一歩。作者による推敲や校正が終わった状態ならきっとまた違ったはずだ。

SF色はほとんど無し。「北人伝説」が一番近いかな。
「訳者あとがき」も興味深かった。最近の作品の傾向とは違うけど、楽しめた。

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雪下千里 (ゆきもとせんり)

Author:雪下千里 (ゆきもとせんり)
暇があれば本を手に取る。無くても手にとって寝不足でフラフラしてたり。
最近はアニメを見るのにハマリ気味。読書より時間を費やしているかも…

+*+*+*+好きな本+*+*+*+
上橋菜穂子「守り人」「獣の奏者」
小野不由美「十二国記」
田郁
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伊坂幸太郎
シリーズものとか長編好き。

+*+*+*+好きなDVD+*+*+*+
「ショーシャンクの空に」
「アメリ」
「バタフライエフェクト」
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「運動靴と赤い金魚」
宮崎アニメだと
ラピュタ>ナウシカ>もののけ>千尋…
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