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2009. 07. 12  
めっちゃ待ってた「RDG」続編。
何がすごいってトーンダウンすることが全くなく、最初から最後まですっかり引き込まれて、読むのを止められなかった。何この引力。
1巻の謎はほとんどそのまま継続中。やっぱりこれは大長編になるな。話の広がり方に少し不安を覚えるけれど、でもやっぱりこういうの大好きだ。
ものすごーく気になる部分で終わってて、話の途中じゃないか!とつっこみたい。
続き~、続きはいつですか、荻原センセ???

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(2009/05/29)
荻原 規子

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紀伊山地の清浄なる「お山」を出て、東京の西部・高尾山の麓にある鳳城学園高等部に入学した泉水子。不安だらけの彼女の新生活。先に転入済みだった深行とは相変わらずの関係でも、同室となった宗田真響(まゆら)や彼女の同年の弟・真夏らとは親しくなっていく。だが、大人たちの思惑から察せられた通り、すぐにこの学園の特異な一面が姿を現し始める。
一~三章の「真響」「一条」「真夏」がひとつの事件、四章の「穂高」からが新エピソードといったところか。


1巻の時にも思ったけれど、ネタバレ無しに感想を語れない…
よってネタバレありで、思う存分↓
……我ながら長いな。










「RDG」というタイトルの謂われは今回ではっきりしたかな。1巻で思ってた通りで、やっぱりそうよね!とちょっと嬉しい。当時同意見を見つけられなかったし。「神霊と接することのできる人間は、今では絶滅危惧種になっている」そういった能力者を保護する計画の一部がこの学園と。この特殊能力者のオンパレード状態がどこまで広がるのか少し不安。現代ものでこのネタでどこまで行けるのか。一条の罠とかはまったく説明なかったし、なんでもありってのはちょっと嫌だ。

一条ら陰陽師との対決以外にももっと色々なものが学園内にはある。宗田姉弟を筆頭に四章の穂高もとても重要っぽいし。各派各人の思惑が交差する中、皆で腹の探り合いを続けるってのは、ちょっとしんどいな。逆を言えば、そうする中でこそ生まれるものもあるだろうし、それも期待しての学園創立だったんだろうが。まぁ人が集まれば腹の探り合いが始まるのは、特殊事情がなくても同じか。

宗田三姉弟が楽しかった。真響の優秀で明るいところも、真夏のおおらかなところも、登場シーンは僅かなのにたいそう個性的な真澄も。真澄の格好が「かわいいから」という理由が良いw

泉水子と深行も見ていてとてもかわいらしい。特に深行。初奴じゃwとか思わずにいられない。泉水子は無自覚だけれど深行もだろうか? 最後の方、泉水子の所に飛んで行っちゃうあたり自覚は出てくるのか? 深行の性格だと、駆け付けた理由は必要性という点からサッといくつかあげられそうだけれど。それに泉水子に対して感情面ではあまり意識したこと無さそう。自分の事で手一杯というのは本当だと思う。「この先に確信がもてないんだ」というのは痛いくらいの本音だと感じる。
二人の関係が進展しそうな所を楽しんでもいたので、今回の雪政はちょっと嫌だったな。相変わらず重要部分の解説をしてくれるのはありがたいが、泉水子と深行の関係を一時的にぶち壊したときは腹立たしかったし、無駄に注目を集めるキャラは鬱陶しいし迷惑だよ(苦笑) 
登場に驚いた曰くつき烏は、今後二人の関係を促進しそうで楽しみ。

穂高については登場しただけで終わってしまった感じがするけれど、どうも怪しいな。彼の行動は偶然ではなく意図的なわけだし。なんか誘導の仕方が、口のうまい詐欺師を連想させるのよね。深行と穂高は協定結んじゃってるけど、深行が心配。影の生徒会長へ渡りをつけるのは深行の狙いだったろうけど、穂高はいろんな面で深行よりもはるかに上を行ってそう、手玉に取られないか? 深行に穂高の話を振った元生徒会長・神埼美琴も業界(?)の人間か。となると現生徒会長で姫神を目撃した如月・ジーン・仄香もそうなのか? 

1巻の時にも思っていたのだけれど、泉水子の舞の部分が好きだ。「風神秘抄」に近く、あの美しさや特殊さは泉水子にそのまま重なる。本人は気付いていなくても今のところ深行すら認める彼女の唯一の特技なのだから、きちんと舞うシーンを見たかった。次に期待。

ちりばめられた謎は相変わらずだったのがちょっと残念。1巻から2巻までの数ヶ月間に泉水子がいろいろ追求していなかったのが不可解だったけれど、それをすると大事な日常が壊れてしまうと言われると糾弾できない感じ。そういうのって在るもの。それにしても大成パパはいつになったら泉水子仕様のPC送ってくれるんだ? 
泉水子の物怖じするキャラはもっと不満に思ってもいいはずなのにそうはならない。そこが不思議。何をしてるって訳でもないのに。自分に似てると思える部分があるからだろうか。でも彼女のこのウジウジ期間もここらがピークなんじゃないかと思える。次の巻からは変わっていけるんじゃないかな。作者の他作品見てもヒロインがこのままってことはないだろうし。四章はそのきっかけに思えた。

「地球はめったなことで滅亡しないが、人類滅亡は本当にたやすいことなんだよ」と雪政は言う。なんだか話が地球規模・世界規模で風呂敷広げすぎな感じがするけれど、人が弱い生き物であることは確かだ。特殊化した生物ほど変化に弱い。この現代文明も同じこと。姫神も似たような不穏な発言して危機感あおってる。深行も姫神にお願いされちゃ弱いんじゃなかろうか。敷かれたレールから外れようとしてきたけれど、そうも言ってられなくなりそう。
今回の姫神は「こんなところに呼び出されるのは意にそまないな」と言っているけれど、誰によって呼び出されたんだ? 泉水子?穂高? 髪=封印を解けばそれだけでってことはないよね? 発言も行動も謎ばかりだ。


今回の舞台となった高尾山。東京中部で小学生時代を過ごした私には懐かしい。遠足で何回も行き「また高尾山~」というくらい何度も登山してコースも覚えていたくらい。が、今となっては全て記憶のかなた。描写を読んでも全く思い当たりませんorz 学生時代には登山の良さが全く分からなかったからなぁ。大阪の街中みたいな緑の少ないところにいると、あぁいった場所の良さがとても良くわかるようになる。
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雪下千里 (ゆきもとせんり)

Author:雪下千里 (ゆきもとせんり)
暇があれば本を手に取る。無くても手にとって寝不足でフラフラしてたり。
最近はアニメを見るのにハマリ気味。読書より時間を費やしているかも…

+*+*+*+好きな本+*+*+*+
上橋菜穂子「守り人」「獣の奏者」
小野不由美「十二国記」
田郁
荻原規子
伊坂幸太郎
シリーズものとか長編好き。

+*+*+*+好きなDVD+*+*+*+
「ショーシャンクの空に」
「アメリ」
「バタフライエフェクト」
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「運動靴と赤い金魚」
宮崎アニメだと
ラピュタ>ナウシカ>もののけ>千尋…
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