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2009. 06. 07  
無料の動画サイトで版権物を見るということは、ある日突然見れなくなる可能性があるということ。それを経験しているので、ここで見逃してなるものかとかなり一生懸命見ました。仕事は忙しい時期だし、仕事の飲み会はあるしで時間がとれず今週はフラフラに。今日やっと明け方まで粘って全部完了。

本当に面白かった。凄い作品だ。乗り遅れて今頃見た訳だけど(^^;) まぁそれは、むしろ良かった点だな。一期と二期との間で待たされなくてすんだ。
監督は谷口悟朗。そうかプラネテスの人だったか。覚えておこうと思う。

以下全部見終わってのネタバレ
見ながら書き足してた部分や謎のままの箇所は追記にて(超長文。過去最長!)


















もうなんてーか、切なくてしょうがない。
最後までがっつり引き込まれた。

小説もアニメも一気に見るときは、あまり先読みせずに見るので今回もルルと世界の行方をあまり具体的に予想せずに見た。
ゼロレクイエムという言葉だけで、それはルルの最後を予感させるのだけれど、希望もまだあった。皇帝ルルーシュが死んでそうじゃないルルが残るという微かな希望が。死んだふりとか死んだことにってのは、この作品では多用された手だ。だけどやっぱりそうはならないのよね。それもよくわかる。「撃っていいのは撃たれる覚悟のある者だけ」ってのがここで出てくるとは。このシナリオを否定できない。でもやりきれない。
だって、ナナリーの為に始めたことだったのでしょう? 彼女は一緒にいられればそれで良かったのだよ。ナナリーの一番の願いは叶えられなかった。ルルが被ろうとしていたものをナナリーもまた被ろうとしていた。でもそんなどん詰まりの状況を作り出したのはやっぱりルルだ。彼の始めたことが間違いだったとは思えない。だがその結果は? ルルーシュ的には今までと違う世界を残せたから満足? 人々がどう思おうとも? 帝国をぶっ壊すと言いながら、やってる事が父親とそっくり、おまけに皇帝になった日にはどういうことかと思ってたけど、全ての憎悪を一身に集めて終局させるってのはなぁ。ナナリーやスザク、カレン、ルルの真意を知る者たちには辛いよね。あ、ニーナは別か。スザクも…憎しみと友情と両方? ゼロレクイエムの他に方法はなかったのか?

ひたすらすれ違いの連続のお話だった。それらのどこかがかち合っていたなら変わっただろう事がたくさんある。強調されすぎとは思うけれど、現実にも齟齬はたくさんあることを思い出させ、残酷で悲しい。シュナイゼルの「人は絶望的に分かりあえない」には同意する。その人々を、とりあえず一つのスタート地点につかせる。それは一人の独裁者が世界制覇するよりも難しい事なのかもしれない。だからこそゼロレクイエムが必要だった? 多くの人を殺したルルが、その命が必要だった? 

最後に関して、私もルルが生きてる可能性には気付いたけれど、そっちの方が救いは感じるけれど、でもなんか違う気がする。やりきれないけれど、生きてちゃ幻滅も感じる。矛盾。
そうだな、ルルは望んだ結果を得たのだろう。だが彼の本心を知って、生きててほしい人も僅かだがいたわけで。多くの悪をなした彼はもう生きてちゃいけなかったのか。それを否定できないけれど、その根底を思うと肯定もできない。

なんかいろいろ考えるお話だったな。答えなど無いけれど。
ストーリーはもちろんキャラも好きなのが多かった。ルルーシュはもちろん、カレン、コーネリア、ユフィ、ロイド伯爵、セシル、シャーリー、ミレイ、オレンジとか。
そうだEDのCLAMPの画がすごく良かったな。私が知ってる古い絵とは変わってきてるのを知った。毎回ガン見しましたw
以下は見ながらの書き足し部。まとめきれませんでした。

二期ギアス多すぎ。王の力と言うのなら、あんなにたくさん使える人を増やすのはどうかと思うんだが。
ルルは当初、記憶記憶というけれど、ルルだって絶対遵守を使ってたのよね。シスコンのルルが、ナナリーの存在を消されたという意味で憤るのはわかるけれど、友人たちの記憶改ざんを糾弾するようなことを言うのは違和感がある。書きかえられる事も、意思に反したことをさせられるのも、どっちも嫌でしょ。シャーリーには改ざんとは言わずとも、忘れさせたわけだし。
二期は軽いってのがわかるけれど、あいかわらず面白いよ。まだるっこしいとこもあるが。
ところで一年の間、止まらなくなったギアスはどうしてたんだ? ギアスの事を忘れていたからOFFになってた? それとルルのギアスの条件とかどこから漏れたんだ? V.V.からか? ギアスの存在は分かっても発動条件や制限とかはどうやって? ルルとC.C.しか知らんと思うが。

しっかしロロに対してルルーシュは真っ黒々だな。最初にロロを籠絡する為に芝居打ってるところはあまりの黒さに爆笑した。ルルは相変わらず精一杯って感じで行動しててそこは好きだけど、あの黒さは一期には見られなかったような。倫理観ってのかな、それを断ち切るための決意を必要としてたように見えたが、ロロに対してはストッパー無いよね。ルルにとってナナリーは地雷だからな。しょうがないか。だが陰険だよやっぱw ロロが哀れだ。ロロがナナリーに対して何かしたわけじゃ無いじゃん。八つ当たりされてるよね。かわいそーw ロロは憎まれ役。でも最後の献身でそれが打ち消されてしまう。「ルルーシュ・ランペルージの弟だった」に胸が痛い。ギアスに翻弄されたのはシャーリーだけじゃないよな、ロロなんか人生そのものがそのせいだもの。だからって許しがたいのも事実だが。

ルルはギアスの危険性を把握しきれてなかった自分を責めてたけど、ユフィを殺す事になった原因は事故だった。でも言い訳しないからこそ、スザクにはそれは故意と取られるし、そうするとルルは皇帝に売られてもしょうがないと思うんだが。「俺を売った」と罵るのは、逆恨みしてるように見える。ルルがしない「言い訳」ってのは本当は必要な行為だと思う。よく「言い訳なんて聞きたくない!」という発言があるが、それは相手の主張を聞かずに否定する視野狭窄じゃないのか。そういう心理状態になる時もあるし、言い訳を繰り返す奴に対しては当然の言葉だが。弁明によって誤解を解く場合だってあるし、事実の認識は相互理解の第一歩っていうじゃないか。でもやっぱり嘘吐きなルルーシュにはできない、したくない事だったのだろうか。言って過去が変わるわけじゃないから意味はないと?

あぁ、前から思ってたことがついに。ルルはナナリーの為にっていうけど、ナナリーはそれをどう思うのか?ってのは一期のころからずっと思ってたのよね。だってナナリーは一緒に居たいって言ってたのに、実際のところナナリーを放ってゼロとして忙しくしてたわけだし。一期の最後の方とかだけでも、どんだけ人を殺したことか。やさしい世界という結末を迎えられるのなら、その過程でどれだけのものが失われてもよいと? それはつまり過程で無く結果を取るということだけど、ナナリーが過程を無視できるのか? 過程を、事実を全て覆い隠して得た世界、それだけが真実と? ナナリーに嘘をつくことを拒むくせに、なんなのその矛盾。でね、ブリタニアをぶっ壊すと言って頑張ってるが、その後どうするのさ? 破壊と創造って言うが、創造の方向性がいまいち見えてこない。反ブリタニアが全て?

騙されると腹が立つ。当然だ。身を削りながらの果てなら余計に。だけど、ルルが正体を明かさないことを皆認めていたのでは? 知りたいという本音より実益を取ったのでは? まぁギアスについては自分が信じられなくなるから動揺が増すのは避けられないが。しかしそれにしても衝撃の事実を明かされたからと言って宿敵の前であれはないだろ。あの醜態はシュナイゼルの思う壺だというのに。掌の返しっぷりにあっけにとられた。不信は蓄積されてたし、ルルも黒の騎士団は手段として見てる部分が多かった。ルルとの決別は避けられないにしても、シュナイゼルの手の上で踊っちゃまずいだろ。すでに世界を巻き込んで大きくなっている事態に誰もついていけてなかったのか? その時その場で相手の真意を見抜ける人間が一人もいなかったのが運の尽きか。それに比べ楽耶と中国組はしっかりしてたな。黒の騎士団は幹部たちが以前のレジスタンス組織から変われていなかった。武力による反抗だけが効果を得られるのでなく、その先には交渉によって効果を得なければ平和などないのでは? ルルの果たした功績について弁護するのがカレンくらいだったのが非常に残念だ。皆もうちょっと躊躇いとかないのか?

Cの世界とログナレク。うーん、なんだかな。善意と悪意は表裏一体。ルルが言ったように、それは受け取りようだ。なんか偉そうなこと言ってる部分はよくわからなかった。自分たち兄妹を捨てた、そんな者達の望む世界は認められない、というのが一番わかりやすい。やさしい世界とはなんなのかってのは人によって違うよね。漠然とした言い方だとは以前から思ってたけど。他人にやさしい世界と自分にやさしい世界。んー、皇帝の言動が良くわからん。やさしい世界=嘘の無い世界を作りたかったという。人は嘘をつく。嘘をつかない世界にある人類は何者?それは私たちじゃない。嘘さえなければそれがやさしい世界だと? 私にはそう思えないよ。弱者を労われる社会が、成熟した社会だと聞いたことがある。他者に優しくできるのは人々に余裕があるからだ。自己の生存が保障された上で他者に向かう、それが普通だからだ。だからナナリーとルルーシュの求めるやさしい世界は理解できる。
過去と未来の関係が良く分からない。何故死んだものと話せる? 神=集合無意識の中に個が保たれているの?
しかしこのあたりの展開、考えるほどに不可思議な点が。
V.V.は独断でマリアンヌを殺した。そしてそれをシャルルには隠した。でもさ、殺した直後に偽装工作で「ナナリーを目撃者に」と言ってる。だがどうやって目撃者を仕立てるつもりだった? しっかり偽装されたナナリーをおかしいとは思わなかったのか?
マリアンヌの立場も一杯食わされた感じ。皇帝に見殺しにされたと思ってたし、そうすると反皇帝、彼から逃げてるC.C.とは共闘してると思ってた。話もしてたし。なのに違うなんて。Cの世界に向かう前、C.C.にマリアンヌが「ねぇ、どうしよう?助けるべきかな、彼を」という。最初ルルの事かと思い、いや、夫であり裏切ったシャルルの事だと思った。が、過去の事実からするとシャルルこそがマリアンヌの盟友。となると彼とはルルの事。そうするとルルの事はやっぱりどうでもよかったのかと思う。良い母親じゃない発言もあったし。予想と全く違うキャラだったってことか。

この50話ある話で一番の意外だったのは、長々と存在を引っ張ったマリアンヌではなくオレンジことジェレミア。ずいぶんと化けたものだ。いやぁ一期の最後で片付いたと思ってたのに、二期のOPに出てて驚いたし、さらに驚愕したのは行動原理。なんだよ最初から味方になれたんじゃん。嵌められてオレンジ君呼ばわりされ馬鹿にされ続けたのに、その元凶であるルルに忠誠を誓っちゃうところは盲目的だけど大変好感度が高い。凄い奴だったw 終盤はマジでかっこよかった。最後のオレンジ畑は吹いたしw

ルルの生存に光明を持たせた演出、ん~、謎が増えて終わったのは良かったのか悪かったのか。C.C.がルルにコードを与えた可能性もある。御者の顔をわざと見えないようにしてその線を残した。でもルルが御者とか似合わねー。不老不死は死ぬより重い呪いだ。ルルの罪には見合うかもしれない。でもゼロレクイエムの時のC.C.の涙とか、最後のすっきりした顔からはコードを渡していないように思う。契約は不履行に終わったんじゃないかと。

コメ付きで見てたけれどみんなウマイ事言う。ロロ雑巾とウザクとか、死ぬ死ぬ詐欺とかw
スザクはもう一人の対比的主人公だったはずなんだが、それにしては印象が薄いな。一期でやり方に納得できなかったのが大きいのか。ゼロレクイエムの完遂を引き受けた所はすごく良かったけれど。でもその後が心配だ。スザクはトップを務める柄じゃないのにゼロとしてやっていけるのか? シュナイゼルが実務やるから大丈夫? 黒の騎士団は解散したみたいだし、とするとブリタニア側で働くのか。そうだな、ナナリーとシュナイゼルがいたし。あれ、ナナリーとスザクの組み合わせは初期のルルの意向じゃないか。でもルルは今際のきわに釘さしてたな、ってのは深読みしすぎ?

ギアスという言葉について。ルルは最初、ギアスという言葉を聞き咎めたC.C.に自分の力をそう「名付けた」といった。だが、ルル以外のすべての人間もギアスという言葉を使う。同じものに対して。これは何故? ルルは昔からギアスを無意識に知ってたの?
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Author:雪下千里 (ゆきもとせんり)
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