--. --. --  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012. 05. 18  
直近の本屋大賞。図書館で予約したのは、そのずっと前だったのに、なかなか回ってこず…… 今じゃ私の後には200人以上待ってるらしいですよ! 市内に5冊しかないというのに、いつ回りきるやら。

舟を編む舟を編む
(2011/09/17)
三浦 しをん

商品詳細を見る


言葉の大海を渡るための船=辞書。玄武書房が新しく出すことになった辞書「大渡海」 変人で通ってきた馬締は辞書編集部に引き抜かれ、そこで新しい辞書を創ることになる。言葉との15年にわたる戦い。

章ごとに視点が変わる。もともと辞書編集部を仕切っていた荒木、引き抜かれた直後の馬締、馬締を遺して異動になる西岡、本格的な編纂を前にやっと配属された岸部、時間と闘いながら完成を目指す馬締。
辞書ってこんなに作るの大変なんだ。かかる手間と時間が膨大過ぎて気が遠くなる。言葉に対する繊細な感覚と、常にアンテナを張っている状態を保ってないとできない仕事だと知った。うーん、すごいな。辞書は高いと思ってたけど、これを知るとむしろ安いくらいなんじゃないかと思えてくる。この本の装丁がえらい地味だと思ったけど、辞書だとするなら納得。辞書の紙の話も出てくるけど、これは以前にも聞いたことがあるな。もっとも高級な紙とは辞書用の紙である、と。
視点がリレーする話なので、それぞれの抱えている思いがわかりやすい。「風が強く吹いている」を思い出した。本筋は多くの人が協力して物事を成し遂げるところだけれど、事情は皆ちがうからね、そこがまた面白い。馬締程の言葉に対するこだわりはないけれど、持ってる語彙を実生活で生かせない悔しさとかはわかるなぁ。西岡の一生懸命になれない、なれる奴に対する嫉妬とかもわかるし。
でもやっぱりこの本の一番の面白さは、辞書作りそのものじゃないかな。お堅い話にならずにわかりやすい。地味だけどそこにある熱意に感服させられる。知的好奇心がとても満たされる。

スポンサーサイト
カレンダー
04 | 2012/05 | 06
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

雪下千里 (ゆきもとせんり)

Author:雪下千里 (ゆきもとせんり)
暇があれば本を手に取る。無くても手にとって寝不足でフラフラしてたり。
最近はアニメを見るのにハマリ気味。読書より時間を費やしているかも…

+*+*+*+好きな本+*+*+*+
上橋菜穂子「守り人」「獣の奏者」
小野不由美「十二国記」
田郁
荻原規子
伊坂幸太郎
シリーズものとか長編好き。

+*+*+*+好きなDVD+*+*+*+
「ショーシャンクの空に」
「アメリ」
「バタフライエフェクト」
「有頂天ホテル」
「運動靴と赤い金魚」
宮崎アニメだと
ラピュタ>ナウシカ>もののけ>千尋…
↑とりあえず思いついたものだけ

FC2カウンター
ブログ内検索
義援金募集
FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして
フリーエリア


Mozilla Firefox ブラウザ無料ダウンロード
QRコード
QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。