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2010. 03. 31  
図書館で借りた本だけ読んでます。返却期限があるから。
購入もしているのですが、そっちはひたすら積読。や、山がまた…

これも回ってくるまで随分待った本。

ジョーカー・ゲームジョーカー・ゲーム
(2008/08/29)
柳 広司

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時は第二次世界大戦の数年前。陸軍内からは猛反発を受けつつ、とある部署が極秘裏に設立された。やがて「D機関」と呼ばれるようになるそれは、過去に極めて優秀なスパイでり「魔王」と呼ばれる結城中佐がほぼ一人で立ち上げたスパイ養成学校。その教育方針は「死ぬな、殺すな」「見えざる者となれ」死んでお国の為に、という陸軍内、世間の風潮の中、たった一人でスパイとして生きるとはどういうことなのか。D機関に関わった者たちの短編集。

面白かった。でも何か好きじゃない。続きは読むけれど。
なんだろう。この時代の風潮が大嫌いなのか? スパイになる人間が共通して持つ「手に負えぬほどの自負心」とやらが嫌いなのか? お話としては、これは何になるのかな、ミステリ? なぞ解きは楽しい。スリルもあるし。 
スパイ物は映画とかでそれはたくさん見てるけど、虚構の中だけでなく実際にこういうすごい能力を持った人がいるってのに驚く。とても同じ人間とは思えない。うん、そうだな、優れた能力を持ち、独りでスパイ活動を行える、それを支える他者を排す感じが嫌いなんだな。
だからだろうか、5話ある中でスパイ本人(卒業生)の視点によるものは2話しかない。その方が面白いだろうな。好きになれない人物像の視点で語られてもね。

続編には結城中佐の過去話があるらしいのでちょっと楽しみ。影の主役である魔王の過去…おいしいな。

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2010. 03. 18  
08年11月に亡くなった作者のPCから発見された、ほぼ完成状態の原稿。
クライトン存命中に出版された最後の本「NEXT」は文庫を読もうと思って放置してたのを最近思い出した^^; 
長年読み続けてきた作者の最後の作品… 私としてはまだ未読が1つあるけど、最後というのは感慨深い。

パイレーツ―掠奪海域 (ハヤカワ・ノヴェルズ)パイレーツ―掠奪海域 (ハヤカワ・ノヴェルズ)
(2009/12/09)
マイクル・クライトン

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1665年、英領ジャマイカ。カリブ海の他の島々は全てスペイン領。私掠船の船長ハンターは難攻不落の要塞島にスペインの財宝船が停泊している事を知り、奪取計画を立てる。人材を集め、策を練り、遠征に乗り出した先にあるものは。

読んでる間、脳内の映像はずっとディズニー映画でした(^^;) あの映画を見たことがあって、この本を読んだら避けられないかと… でも画的に間違いじゃないはず。様々な青さを見せる海。南国の太陽やハリケーン。むさ苦しい船員たち。むしろ映画見てた方が風景とかは想像しやすいかな。
私掠船とは何か? やってることは海賊です。ただし海賊とは違って公のお墨付き。むかし世界史で習ったな…

ストーリーとしては海賊物のあらゆるものが満載されていると思う。よくこれだけ詰め込んだな。そしてクライトンお得意の蘊蓄もちらほらv 島への奇襲も、その前後も紆余曲折。帰港して終わりじゃないのも好きだな。まぁ海賊のお話なので血生臭いのはしょうがないか。でも一気読みさせる力はある。

登場人物はちょっと微妙だなぁと思う。主人公のハンターの個性も特別強いわけじゃない。彼が出向いて集めた5人の人材は、キャラが立っていてちゃんと役割を果たしている。ただ、主人公も含め、物語全体を通しての一貫性の無さは否めない。最初と最後でキャラが違うよ!? 遺作であるとはこういうことなのだろうか。台詞回しの冴えも今一歩。作者による推敲や校正が終わった状態ならきっとまた違ったはずだ。

SF色はほとんど無し。「北人伝説」が一番近いかな。
「訳者あとがき」も興味深かった。最近の作品の傾向とは違うけど、楽しめた。

2010. 03. 13  
やっぱり読書は良いね!
最近はずっとじゃなくて、たまにしか読書しないから、本を読むたびにちょっと嬉しいv

宵山万華鏡宵山万華鏡
(2009/07/03)
森見 登美彦

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関西に住んでいると必ずニュースで目にする黒山の人だかり。祇園祭・宵山が舞台。大概、梅雨明け前で雨が降り、蒸し暑い。作中にも繰り返されるが人・人・人の中に足を踏み入れる勇気が出ずに、大阪在住なのに未だに行った事がない。憧れはあるけれど。

華やかな表紙は、祭りの賑やかさと森見ワールドの融合だ。連作中編6編。主人公はすべて違うけれど、それぞれが同じ宵山の中に存在し、少しずつ重なる。

今回は以下にネタバレありと明記しておきます。
話の構成と順番すらもちゃんと意味があるので、ネタバレかどうかは重要になるかと。



最初の「宵山姉妹」と最後の「宵山万華鏡」はバレエ教室に通う姉妹の物語。迷子になった妹が出会った、赤い浴衣の少女たち。宵山を金魚が泳ぐように駆け抜ける。手を離してしまった姉もまた終わらぬ宵山に足を踏み入れる。
「宵山金魚」は森見節炸裂。絢爛で無茶苦茶な宵山は何なのか。「宵山劇場」は「金魚」の裏側。
「宵山回廊」と「宵山迷宮」は上記2種類を含む話。画廊を営む青年、失踪した少女の父である画家、消えた少女とは一緒に行かなかった画家の姪。祭りの幻想は一時のものなのか。ずっと続く祭りは…

非常にいろいろと伏線があって、語りきれるものではない。「夜は短し歩けよ乙女」との共通項も出てきてニヤリ。なるほど~w その共通部分はこの話でも無茶苦茶ぶりを発揮。作中に「想像力があるのではない」「そんなけっこうなものではない。あれは妄想だ。しかも湧き上がる妄想に脈絡がない」との一文がある(二文?)が、それって森見サンの事ですよね?と爆笑。妄想だけじゃないのは、よーくわかってるけど、その弾けっぷりが面白くて楽しいw 「金魚」と「劇場」は大いに笑った。他のにある不気味成分がほとんどないし。この宵山の表裏を自覚して歩いているのは乙川だけだろうが、この人は他でも出てきてるのだろうか?あるいは今後も登場しそうな胡散臭さが漂う。
華やかな祭りと、ものすごい人混み、路地、京都の歴史。その混沌の中にいるのは人間だけじゃないってのも当然な気がしてしまう。

重要小道具としても出てくる万華鏡は、作中ではいくつもの意味が詰められている。有限の物が見せる無限の煌めき。(有限じゃない万華鏡もあるけど…)まとめ方も上手い。
満足。おもしろかった。

2010. 03. 13  
12月に修理に出して返ってきたPC。
どうも調子が怪しいorz
長時間スリープにしとくと、起動させようと思っても画面が点きません。
酷い時は電源の入れなおしを3回。
修理する前にこんな症状あったっけ? 

私の自由時間の楽しみの大半を占めているPCが突然死したら悲惨。
仕事で使ってるわけじゃないから、私一人の問題ではあるけど。

ケチなので買い替えるタイミングがはかれません…
高い買物なのに、使用予定5年のうち半分しか満たしてませんよ。

とりあえずバックアップはしとかないとなぁ。
最近おろそかになってるし、こういう時って危ないよね…いやん。
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プロフィール

雪下千里 (ゆきもとせんり)

Author:雪下千里 (ゆきもとせんり)
暇があれば本を手に取る。無くても手にとって寝不足でフラフラしてたり。
最近はアニメを見るのにハマリ気味。読書より時間を費やしているかも…

+*+*+*+好きな本+*+*+*+
上橋菜穂子「守り人」「獣の奏者」
小野不由美「十二国記」
田郁
荻原規子
伊坂幸太郎
シリーズものとか長編好き。

+*+*+*+好きなDVD+*+*+*+
「ショーシャンクの空に」
「アメリ」
「バタフライエフェクト」
「有頂天ホテル」
「運動靴と赤い金魚」
宮崎アニメだと
ラピュタ>ナウシカ>もののけ>千尋…
↑とりあえず思いついたものだけ

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