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2009. 06. 28  
現実に疲れた時にラノベって合う気がします。サクサク読めて、楽しければ余計に。
ファンタジーはそのへんが現実逃避にピッタリ。
これはボケっとしてたら、経済や商売の話がわからなくなってしまうから、あんまり気を抜けませんが。
先日読んだ、「地球46億年全史」に$(ドル)の語源となった鉱山の町や貨幣の小話があったけれど、このお話のお蔭で復習といったことろ。貨幣の信頼度と純度の話とかが。

狼と香辛料〈10〉 (電撃文庫)狼と香辛料〈10〉 (電撃文庫)
(2009/02)
支倉 凍砂

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「狼の骨」を追って、黄金の羊伝説のあるウィンフィール王国へ渡るロレンス、ホロ、コル。世界最強と言われる経済同盟が手を伸ばす国で、破産の危機にあるブロンデル大修道院、国王とそれぞれが対立する中、目的である狼の骨にどう近づくか。と言っている間にやっぱりいろいろ巻き込まれます。

ロレンスが成長したなぁと。ホロに対してもそうだけれど、商人として。前回は大きな話に巻き込まれて翻弄され続ける中あがいてる感じでしたが、今回は前回の経験を生かしつつ上手に立ち回ったかと。何より楽しそうだ。ホロも今回の出会いは色々強く感じるところがあったろうし。
ロレンスとホロの関係も相変わらずで、会話がいい。未来はわからないけど、そのわからなさが良い。ずっと一緒に居たいけれど現実的には厳しい、そこを二人がキッチリ認識しているのが、抑えが効いてる感じで好感が持てる。

寄り道も片がついたところで、そろそろ終わりが見えてきたか?と思わせる展開。続きが楽しみです。ということで次をチェックしたら外伝がいつの間にか発売になってました。アウチ。予約に出遅れた…

7月からはアニメの二期が始まります。アニメのまとめ見から入ったので、今度は毎週見ようかな。

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2009. 06. 23  
森見登美彦はこれで二作目。森見ワールドとやらが初めて見えてきた気がする。
「夜は短し歩けよ乙女」ではなんとなく通り過ぎてた天狗やら三階建電車やらは、この本と同じ世界を共有してるのね。「乙女」の方をパラパラと捲ったら、同じお店の名前を見つけたり。偽電気ブランも頻出語だし。読み返したくなるな。

有頂天家族有頂天家族
(2007/09/25)
森見 登美彦

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京都の地を行くのは人だけではない。人に化けた狸もだいぶ混ざっている。空を行くのは天狗たち。
下鴨神社の糺の森に住む狸・下鴨矢三郎。人に物に化け、姿を自在に変えながら京都の街を渡り歩く。凋落した天狗・赤玉先生のご機嫌を伺い、宿敵・夷川家と遣り合う日々。京都の狸界が次の顔役である偽右衛門を選ぶ時期が近づき、矢三郎も渦中へと。
特徴のある濃いキャラが多い。赤玉先生、半天狗の弁天、夷川の金閣・銀閣兄弟と許婚なのに声だけで姿を見せない海星、金曜倶楽部の面々。なかでも矢三郎の家族である下鴨家が一番。偉大な父・先代偽右衛門=総一郎は金曜倶楽部の忘年会の狸鍋の具になりこの世を去った。残った長男・矢一郎は頑固頭で土壇場に弱いが偽右衛門を継ぐべく奮闘し、二男・矢二郎は全てを放棄して文字通り井の中の蛙となり、四男・矢四郎は幼く純真だがヘタレ気味。ヅカファン(←知名度は全国区?)の母もまた偉大で懐深いが彼女の「くたばれ!」の一語まで兄弟にしっかり受け継がれていたりする。そんな彼らの家族愛にほっこり。

もう、作者の、この言葉の選び方がドツボに嵌る。語感と軽妙さが大好きだ。クセになりそう。狸が先祖代々受け継いできた「阿呆の血」に従い彼らは生きる。「阿呆の血のしからしむるところ」は免罪符でもあるが、面白おかしく生きてなんぼ、というのは読んでいて楽しい。言葉を話す狸を忘年会の鍋にして食べるというのは、なんともシュールだけれど、狸の彼らは「狸たるもの人に食われることもある」とアッサリ。被害者の周囲の者は悲しめども悲愴さには欠けるし、多くの狸は災難は自分を避けて通ると思っている。阿呆の血ゆえ。京都の町と空を駆ける彼らのハチャメチャぶりが爽快。終盤の偽右衛門騒動も重くなりすぎず、それぞれ期待通りに活躍してくれる。満足だ。


この書影、この大きさだと実写に見えなくもない。瓦の一枚一枚まで細密に描かれた絵で凄く好き。イラストレーションの協力がProduction I.Gになってる。へ~。「東のエデン」では神山健治監督と森見氏との関連が聞こえたけれど、こんな所にもI.Gとの接点が。「乙女」のあとがきは「エデン」キャラデザの羽海野チカさんだったし、何やら濃ゆい繋がりがあるんですねぇと確認。

これにて山積みになってた図書館の本を制覇! 私的にはすごく頑張った。
2009. 06. 22  
「生命40億年全史」の続巻。相変わらず文字が多くページが黒い…
地質学、プレートテクトニクスとはなんぞや? というお話。

地球46億年全史地球46億年全史
(2008/12/25)
リチャード・フォーティ

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ハワイやアルプスなど、それぞれ特色のある世界各地を例にとり、プレートテクトニクスそのものや、それが考えだされ、検証され認められる過程を語る。作者が見聞きしてきた事物を豊かに語る部分と、学術的な部分の2本立てな感じ。

全体的な面白さという点では前の方が上かな。地質学というか地学なんて高校でちょっと齧っただけなので思い出すのが大変だった。相変わらず図版は少ないので、地図帳を片手に読み進めることに。地名も全部は分からないし、アメリカとイギリスの山脈の方向が、とか言われても図が無いと曖昧になってしまう。
プレートテクトニクスはそれなりに知っていても、それがどれだけダイナミックな働きなのかはわかっていなかった。有名な所は知っていても、それが別の形(大陸)として、過去何度も継ぎ接ぎ、繰り返されたとかまではきちんと知らなかった。ニューファンドランド島とスコットランドが同じ大陸にあった時代(しかも西アフリカ沖に)があるとか、大西洋が開いて閉じてまた開いて、とかも。ウラル山脈も昔あった大陸とユーラシア大陸がぶつかった跡だとか。
壮大な一方、卑近な例も。ハワイの話で太平洋プレートは爪の伸びるのと同じくらいのスピードで動いてる(年に10㎝)と知って驚いた。結構速いじゃないか。いや、だって爪ってすぐ伸びるし(なんか違う?) そのペースで直進したら、4億年で地球を一周できる。大陸移動のスピードは一定ではないにしても、長い歴史を鑑みればぐるぐる動き回って当然。
アルプスの入り組んだ地層を解明する過程というのも、答えを示されても、その壮大さは俄かには信じがたい。解き明かした研究者たちって本当にすごいと思う。気が遠くなりそうだもの。ヨーロッパ大陸にアフリカ大陸がぶつかって、地層に襞が寄って、それがさらに進行方向に押し倒される(ナップ)繰り返すこと3回プラス浸食。プレートテクトニクスをもって初めて解明される全容。でも、そうは言われても、地面は堅いし、目に見える地層は岩なのに、それがグニャグニャと積み重なるって信じられない。不思議だ。倒れるってどうやって?と思う。一気にバタンと行くのか?巨大な山が覆いかぶさるようにしてジワジワ倒れてくるのか? わからん。
デカン高原は巨大な溶岩台地ってのは知ってたけれど、これ現代で起こったらどうなるのだろう? 想像すると恐ろしい。日本も富士山が噴火すれば火山灰で東京はオシマイだって説を聞いたことはあるけれど。今言われる温暖化を置いといても、気候の変動はいずれ避けられない事実だし、人間って自然の前には、か弱いよなぁと思う。
この本全体に言える事だけれど、これを映像にしたらずっと分かりやすいのに。テレビ番組で見たらずっと容易く、わかりやすく伝わると思う。BBC製作とか似合いそう。文字で読むのは正直ちょっとしんどかった。

一つ気に入らなかったのは震度階の話。日本で一般的に使うのとは違うものだけど、その紹介の小話がネタ扱いで。全然笑えないよ!! 地震の恐怖を知らない、地震の無い国の人の感覚だなぁと思う。あの生命の危機を感じる大揺れとか、迫りくる地鳴りの轟音とか経験無いに違いない。感覚の違いを責めてもしょうがないのだろうが、どうも捨て置けない部分だった。
2009. 06. 19  
今期一番注目していたアニメが昨晩、11話にて最終回(テレビ版)
面白かった。クオリティーも毎回高かった。その点でも今期一かと。や、全アニメを見てるわけじゃないけれど…
ネタバレあり、というかそればっかで↓


最終話ということで、それなりに派手さもあり、見ごたえはあった。あの秀作ペーパークラフトEDが、こんな形になるのか。両方良いな、グッジョプ。
一話から続いてきた、「滝沢朗の消えた過去」というのも咲の語りで明らかになった。ちょっとよくわからなかったんだが、咲は滝沢と物部達との会話だけから、あの発言ができたのか? 咲が語るにはちょっと詳しすぎた気がするんだが。迂闊な月曜日の背景に詳しいところをみると、パンツと滝沢の会話まで通話は続いてたのか? 通話状態や咲ケータイの電池には突っ込み不要か…ノブレス携帯は電池∞な世界だもんな。生死不明にされてたのが伏線ともいえるパンツ(板津)が生きてたのは良かったw 今後の活躍も期待できる。
滝沢の、自分が助けた人達とそれに協力した人達の両方から裏切られた→記憶消去ってのは私にはイマイチ説得力が感じられない。絶望したってのはわかる。滝沢も10話でそう言ってたし。でもそこから、1話冒頭の全裸でホワイトハウスを銃撃とはどう繋がるの? 自棄を起こした? 迂闊な月曜日の犯人として仕上げをするつもりだった? でもそれなら何故撃つ前に記憶消去だったんだ? 過去をきれいさっぱり無くして平気な人間なんていないのだから、取り戻しにかかるのは想像つくだろうし。ゲームの放棄は死を意味するのに? それが記憶の無い新しい自分に期待しての行動だったと? だが自分の記憶を消したとて、2万人のニートをはじめ他の人々は滝沢を覚えてる。帰ってきた彼らの中には相変わらず「滝沢朗ぶっ殺す!」な人も多々いるだろうに。逃避ならそんな中途半端でもいいのか? いまいち逃げ切れてる感じがしないが…
最終11話、最後の最後の場面でみんなが「えぇ!?」って思ったと思う。なんでまた記憶消すんだ? それともあれは消してるのではなく別の洗脳プログラムか? なぜここで? 王様になるって発言との関連はどうなるんだ? あの音を聞いてからノブレス携帯を手放した(咲のポケットに滑り込ませた)のはどういう意味だ? 残金ゼロでゲームはどうなる? ジュイスの「次にお会いする時は」って、ジュイスはAIじゃないの? 会える=話せる? それとも滝沢はあれで上がりとみなされた結果、アウトサイドに辿り着けるの? 

そして引っ張るのだね。11月と1月に映画化……
いや、番組始まった当初から、TVの続きを映画でってのは知ってた。そして懸念してた。で、結果。
やっぱり?
TV版見てて、このペースで決着付くのか危ぶんでたが、案の定。未解決事項がてんこ盛り。セレソンも全員は出てこなかったし、サポーターも結局誰やら。滝沢の過去は一応明らかになったと言えるだろうが、まだゲームが終わったわけじゃないよね? てか、あのタクシー運転手はMr.アウトサイド? 他のATOタクシーとは色が違うし「亜東タクシー」だし、過去の滝沢の新聞配達シーンと同じものか? 物部の発言からしても死んだってのは偽情報の可能性がある。
結局、この日本がエデン足り得るのかってのは映画に持ち越しか。滝沢のこの国の空気への挑戦はむしろこれからじゃ? 一度は敗れたわけだけれど、ジュイスへのあの言葉は再挑戦でしょ? しかしノブレス携帯無しに滝沢に何ができる? 王子様はノブレス携帯の権力を引き継いでいるのか。
なんだか、書くことが増える一方だ…この辺でやめとこう。

さて、劇場版ですが、11月ってのはきっとすぐに来るだろう。時の流れは速いからね… が、それまで覚えていられるのか? そして二本立てってことは11月のを観てもやっぱり焦らされるのでしょう。2本揃う時期までDVD待とうかな。巻き戻しも停止もできて、何回も見えるし… それまでネタバレを回避に努めるか。

2009. 06. 17  
フランスで受賞したり、ベストセラーやらロングセラーやらになり、ギフトセラーと呼ばれた本。
この本をプレゼントにしようという感覚が私にはわからない。フランス人すげー。

優雅なハリネズミ優雅なハリネズミ
(2008/10/09)
ミュリエル・バルベリ

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パリの高級アパルトマン。管理人の未亡人ルネは知性をひた隠し、典型的な管理人を演じてきた。そのアパルトマンに住む議員の娘パロマは大人たちのくだらなさに辟易し、13歳の誕生日が来たら家に放火して自殺しようと考えている。外部との接触を拒み、お互いの接点も無かった二人だが、新たな住人・日本人紳士オヅの登場によって、それぞれ新境地に立つことになる。

ストーリーは単純。上記の通り。ルネの日記とパロマの日記によって並行して語られる、高級アパルトマンの住人たちの生態。
だがしかし。この本は難解だ。哲学的な話がずっと続くし、ルネの日記は特に抽象的だったり修辞的だったりする上に、一文の長さが3行以上も当たり前。私の言語能力の限界に挑む本だった。
小説、絵画、映画、音楽、詩、世にある美についての考察と階級社会について、がテーマ。
私自身の教養の無さが露呈するなぁ。そういった物を望んでこなかったから当然だけれど。哲学的思考とやらも素養がないのでさっぱりわからない。私は物事を論理的に見たりしないもの。適当に、フィーリングで生きてるのよ。これをフランス人は平気で読めるのか? 信じられない。私はこの本の2割くらいは分からなかったと言える。単語はわかるが、何度読んでも文章の意味するところがよくわからない箇所が随所に。これでも読解力はそこそこあるつもりなんだが…翻訳のせい? いや、単語もフランス語をそのままカタカナにしたらしきものが何か所もあって(注釈付きも少しあったけれど)、辞書とかの補助が必要だと思った。面倒だから読み飛ばしたけど。住人たちの名前も馴染みがないのでめちゃくちゃ覚えにくい…
登場人物にはほとんど感情移入できない。そもそも賢いと自認するパロマのやろうとしていることからして、はぁ?って思うし、ルネの拘る階級差別も私には無縁だし、それは多くの日本人が同じだろう。読みながら彼女には見せかけだけじゃない鈍感力が必要だと思った。っていうのは繊細さを持ち合わせない者の僻みか?
最後もねぇ…希望はパロマだけじゃなくルネにも残すべきだと思う。やっと、ずっと読んできて最後がアレだと酷く脱力する。
いろんな意味でこの本には別世界がありました。


追記:
この本の後に読んだ「地球46億年全史」に書かれていた一文に「抽象的な思考の得意なフランス人」ってのがあって、ものすごく納得した。やっぱり?って。イギリス人でもそう思うのかとw 国民性てのがあるものなんだな。
2009. 06. 14  
先日のインフルエンザ騒動に続いて、昨日また職場から電話が。
今回は不幸のお知らせ。
職場の方で、入院中で具合が良くないと聞いていたので、家電に掛ってきた時点で予測はつきましたが…うん、そうか…合掌。

社会人になって、仕事関係での参列って初めてです。対外部署じゃないとは言え、よく今まで無かったな。
ちょっと疲れ気味の中、微妙に遠い場所まで日曜の夜に出かけていくのは、気の重さに拍車がかかる。
私はどちらかというと冷血な部類に入るかと思うので、今も考えるのは不謹慎なことばかり。はぁ。
2009. 06. 14  
他の本を読んでる途中で浮気。こちらの方が読みやすそうだったから。

メモリークエストメモリークエスト
(2009/04)
高野 秀行

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これまで辺境を探索してきた著者が、他人の記憶を探しに行く企画を立てた。幻冬舎のWebマガジンでの1年に渡る公募の結果、今回語られるのは次の5つ。あの時のあの人は、今どうしているのか?

1 スーパー小学生(タイ)
2 根なし草の男(タイ)
3 楽園の春画老人(セーシェル)
4 大脱走の男(南アフリカ共和国)
5 ユーゴ内戦に消えた友(旧ユーゴスラヴィア)

この企画は「探偵!ナイトスクープ」そっくりだなと思う。4と5以外はシリアス要素は無し。普段こういったジャンルは読まないけれど、へぇ~とかほぅ~とか旅行記特有の楽しみ方ができる。知らないことばかりで、やっぱりこういうのは面白い。旅行は好きだけれど、バイタリティが無いので到底作者の真似などできようはずもなし、読んで満足。
地域ごとの事情ってのが色濃く表れていて、探索成功の鍵も土地ごとに異なる。その鍵を見つける作者の一番すごいところは、その強運じゃないかと思う。それこそが激しく一喜一憂しながらも旅を続けられるポイントじゃないかな。
4と5、部分的に2の話はそれぞれ笑えない状況が絡んでいる。ミャンマー、コンゴ、ユーゴというだけである程度は知れる。国境が海の島国日本では有り得ないが、地続きのそれらの地では人の流動性はとても高いし、地域の歴史も入り組んでいる。印象的だったのは、内戦や虐殺をくぐりぬけ無意識の内にも周囲に対する警戒を怠らない野生動物のような人達。腹を上向けてまどろむ猫のような私たちとの違い。世界には平和も安全も享受できない人々の方が多い。

全体的には読みやすく楽しい作り。探索は成功するのか? というところも気になりますが、どのエピソードも珍道中的でスイスイ読み進められる。
2009. 06. 11  
量をこなすには手軽なものから、というのに従って。借りてる5冊の中でいちばん薄い本。

地図男 (ダ・ヴィンチブックス)地図男 (ダ・ヴィンチブックス)
(2008/09/03)
真藤順丈

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関東地方の地図帳を抱えて漂浪する男。「俺」はその地図男の持つ地図の魅力に取りつかれる。地図帳に書き込まれているのは、その地点に応じたさまざまな物語。余白、付箋、メモに書き込まれ、ページを跨いで繋がっていく物語の数々。

この設定に魅かれた。地図は面白い。その地図が示す場所には人が住んでいて、物語があるのも頷ける。
数々の物語は地図男の砕けた口調で語られる。最初、地図男が見聞した話を集めたものだと思っていたがそうではない。そうではない事がわかってちょっと期待外れ。音楽の天才児、浦賀水道を泳いで渡った男のその後あたりまでは楽しめたのだけれど、それ以降は読んでてリアリティの欠如が気になった。種明かしされればそれもやむを得ないと思えるけれど、最初はそんなことわからないし。
設定倒れだと思う。地図男のずば抜けた空間認識力は面白いけれど、掴みどころが無さ過ぎて人間性も伝わってこないし。話の中核をなす、地図に書かれた物語があまり好きになれなかった。
2009. 06. 11  
二週間ほどアニメに現を抜かしていたら、図書館の本が山になりました。
もうホント、どうしてまとめて回ってくるわけ?
順番を一番だけ後回しとかできたら良いのに。何カ月も前に予約したものばかりなので、ふいにはできません。

現在5分の1冊読了。
仕事に行かないで本を読んでいたい…
2009. 06. 08  
PCのメールってほとんど使いません。
そんな状態なので、今はフリーメールもみんな期限切れて使えなくなってます。
連絡つけようと思ったらケータイにメールするので、あまりPCの方は用が無いのです。
が、長文を打つにはケータイじゃやってられない。えぇ、私がブラインドタッチできるのはキーボードのみでケータイでは無理ですとも。そのケータイも通話はほとんどしないので、モバイルの方が役に立つかもと思う。

話がハナから脱線してます… あまり使わないPCのメールですが全く不要でもない。必要ではある。
で、ここんとこ少しまともに使っただけで、使い勝手の悪さにキレそうになりました。
VistaにはWindowsメールというのが入ってて、PCを購入した時に何も考えずにそれで設定をしてました。
耐えられなかったのは起動が遅い事。未読メールが何百件も溜まってるからでしょうか? 最初から起動は遅かった気もする。IEからFFに変えた時もサクサク動くからというのが理由の一つで。ちょっと確認したいだけでも、毎回待たされるのに我慢が出来なくなりました。

で、昨日サンダーバードをDLして設定。
とりあえずアドレス帳は要るので移し替えようとしたら、意外に面倒でした。
エクスポートの画面で見ると、ファイルに落とした後に文字コードの変更が必要なのですが、「メモ帳からファイルを開いて」って書いてあるからそうしても、続きの該当する操作がわからない。ネットで検索かけたら「ファイルを右クリックで「編集」を選ぶと自動的にメモ帳が開く」とある。全然違うじゃん!!! ったく、日本語は正確に書けっての! この文章ではわかりにくいかもしれませんが、「自動的に」ってのが味噌で、これのお蔭で文字コードの変更ができる。これネット上の情報が無かったらきっとお手上げ。
ま、解決しました。
メッセージもやっぱり変換がいるみたいなので、早々にあきらめました。
そこまで大事なもの入ってないし。

サンダーバードは起動が早い。使い勝手はまだほとんどわかりませんが。仕事に使うわけでもなく、受信するのはほとんどDMなので問題無いでしょう。
このPCが壊れても、きっともうMSのソフトは使わないだろうなぁ。IE8も入ってるし、新しい機能とやらがあるのも知ってはいてもFFから乗り換えようとかまで思わないもの。


2009. 06. 07  
無料の動画サイトで版権物を見るということは、ある日突然見れなくなる可能性があるということ。それを経験しているので、ここで見逃してなるものかとかなり一生懸命見ました。仕事は忙しい時期だし、仕事の飲み会はあるしで時間がとれず今週はフラフラに。今日やっと明け方まで粘って全部完了。

本当に面白かった。凄い作品だ。乗り遅れて今頃見た訳だけど(^^;) まぁそれは、むしろ良かった点だな。一期と二期との間で待たされなくてすんだ。
監督は谷口悟朗。そうかプラネテスの人だったか。覚えておこうと思う。

以下全部見終わってのネタバレ
見ながら書き足してた部分や謎のままの箇所は追記にて(超長文。過去最長!)


















もうなんてーか、切なくてしょうがない。
最後までがっつり引き込まれた。

小説もアニメも一気に見るときは、あまり先読みせずに見るので今回もルルと世界の行方をあまり具体的に予想せずに見た。
ゼロレクイエムという言葉だけで、それはルルの最後を予感させるのだけれど、希望もまだあった。皇帝ルルーシュが死んでそうじゃないルルが残るという微かな希望が。死んだふりとか死んだことにってのは、この作品では多用された手だ。だけどやっぱりそうはならないのよね。それもよくわかる。「撃っていいのは撃たれる覚悟のある者だけ」ってのがここで出てくるとは。このシナリオを否定できない。でもやりきれない。
だって、ナナリーの為に始めたことだったのでしょう? 彼女は一緒にいられればそれで良かったのだよ。ナナリーの一番の願いは叶えられなかった。ルルが被ろうとしていたものをナナリーもまた被ろうとしていた。でもそんなどん詰まりの状況を作り出したのはやっぱりルルだ。彼の始めたことが間違いだったとは思えない。だがその結果は? ルルーシュ的には今までと違う世界を残せたから満足? 人々がどう思おうとも? 帝国をぶっ壊すと言いながら、やってる事が父親とそっくり、おまけに皇帝になった日にはどういうことかと思ってたけど、全ての憎悪を一身に集めて終局させるってのはなぁ。ナナリーやスザク、カレン、ルルの真意を知る者たちには辛いよね。あ、ニーナは別か。スザクも…憎しみと友情と両方? ゼロレクイエムの他に方法はなかったのか?

ひたすらすれ違いの連続のお話だった。それらのどこかがかち合っていたなら変わっただろう事がたくさんある。強調されすぎとは思うけれど、現実にも齟齬はたくさんあることを思い出させ、残酷で悲しい。シュナイゼルの「人は絶望的に分かりあえない」には同意する。その人々を、とりあえず一つのスタート地点につかせる。それは一人の独裁者が世界制覇するよりも難しい事なのかもしれない。だからこそゼロレクイエムが必要だった? 多くの人を殺したルルが、その命が必要だった? 

最後に関して、私もルルが生きてる可能性には気付いたけれど、そっちの方が救いは感じるけれど、でもなんか違う気がする。やりきれないけれど、生きてちゃ幻滅も感じる。矛盾。
そうだな、ルルは望んだ結果を得たのだろう。だが彼の本心を知って、生きててほしい人も僅かだがいたわけで。多くの悪をなした彼はもう生きてちゃいけなかったのか。それを否定できないけれど、その根底を思うと肯定もできない。

なんかいろいろ考えるお話だったな。答えなど無いけれど。
ストーリーはもちろんキャラも好きなのが多かった。ルルーシュはもちろん、カレン、コーネリア、ユフィ、ロイド伯爵、セシル、シャーリー、ミレイ、オレンジとか。
そうだEDのCLAMPの画がすごく良かったな。私が知ってる古い絵とは変わってきてるのを知った。毎回ガン見しましたw
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プロフィール

雪下千里 (ゆきもとせんり)

Author:雪下千里 (ゆきもとせんり)
暇があれば本を手に取る。無くても手にとって寝不足でフラフラしてたり。
最近はアニメを見るのにハマリ気味。読書より時間を費やしているかも…

+*+*+*+好きな本+*+*+*+
上橋菜穂子「守り人」「獣の奏者」
小野不由美「十二国記」
田郁
荻原規子
伊坂幸太郎
シリーズものとか長編好き。

+*+*+*+好きなDVD+*+*+*+
「ショーシャンクの空に」
「アメリ」
「バタフライエフェクト」
「有頂天ホテル」
「運動靴と赤い金魚」
宮崎アニメだと
ラピュタ>ナウシカ>もののけ>千尋…
↑とりあえず思いついたものだけ

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